
このような疑問に答えますね。
この記事の内容
- 授乳のときにチクチク痛い原因とは?
- 授乳中の「チクチク痛い」どうすればよくなる?
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授乳中や、授乳が終わったあとに、胸がチクチク痛むことがあります。
なぜこのように痛むのか、気になりますよね。
そこで、胸がチクチク痛む原因と痛みを和らげる秘訣を、現役助産師が解説していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
授乳のときにチクチク痛い原因とは?


射乳反射
赤ちゃんを見たり、泣き声を聞いたり、授乳をしているときに、射乳反射で、胸がチクチク痛むことがあります。
射乳反射は、母乳が胸の外に出ようとする反射です。
とくに、乳輪から乳頭にかけて、チクチク感じることが多いです。
母乳の通り道(乳管)のつまり
母乳の通り道(乳管)がつまっているときにも、チクチク痛むことがあります。
胸の中にたまった母乳は、濃縮してカケラのようになることになることがあり、そのカケラが母乳と共に動こうとして、痛みを感じます。
白斑がある
乳頭の先端に白斑があるときにも、母乳がうまく外に出られないので、チクチク痛みを感じることがあります。
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乳頭に傷ができている
乳頭に傷ができた状態で乳頭を吸われたときにも、チクチクと痛むことがあります。
赤ちゃんの吸い方が浅い
赤ちゃんの吸い方が浅いときにも、乳頭がチクチク痛むことがあります。
授乳中に「チュパチュパ」と音が鳴ったり、授乳直後の乳頭の形が、アーモンドのように変形している場合には、吸い方が浅いことが多いので、吸わせ方を見直してみてくださいね。
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授乳中の「チクチク痛い」どうすればよくなるのか


保湿
ピュアレーン・ランシノー・馬油など、授乳時に拭き取る必要のないオイル・クリームで、乳頭を常に保湿しておくようにしましょう。
乳頭は、乾燥しているときに、痛みを感じやすく、傷もできやすいです。
特に、白斑は保湿しているときの方が痛みが和らぐことが多いので、白斑ができている人は、ぜひ試してみてくださいね。
授乳
授乳間隔を空けすぎないようにしましょう。
つまりや白斑などを予防するためにも、2〜3時間おきに授乳するのがおすすめです。
また、赤ちゃんが浅い吸い方にならないように、気をつけながら授乳してみてくださいね。
搾乳
授乳の前に、軽く搾乳するのもおすすめです。
乳輪が柔らかくなって、赤ちゃんが深く吸い付きやすくなりますし、授乳中の痛みを感じにくくなりますよ。
授乳中の「チクチク痛み」を和らげていこう
授乳中や授乳後に胸がチクチク痛む原因と、痛みを和らげる秘訣について、解説しました。
痛みの感じる授乳は、億劫になってしまいますよね…
ツラいときは、あまり無理しないようにしてくださいね。
今回解説した内容が参考になれば幸いです。
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