
このような疑問に答えますね。
授乳中、傷はないのに乳首や乳輪が痛むことがあります。
そんなとき、なんでこんなに痛むんだろう… と原因が気になったことはありませんか?
今回は、傷はないのに授乳中に乳首が痛む原因と対処方法を、現役助産師が解説していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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目次
傷はないのに乳首が痛い理由とは


乳首が痛む原因は、傷とは限りません。
傷がなくても乳首が痛むことはあります。
乳首が痛む原因
産後すぐの時期
赤ちゃんが浅い吸い方をしている
乳首に白斑ができている
産後すぐの時期
産後すぐの時期は、乳首が痛むことが多いです。
乳首が刺激にまだ慣れていないこと、ホルモンの影響で、乳首が敏感になっていることが関係しています。
この産後すぐの時期の痛みは、9割近くの人が感じているという調査結果もあります。
少し辛い時期ですが、この産後すぐの時期の痛みは1週間程度で落ち着くので、あまり心配しなくても大丈夫ですよ。
赤ちゃんが浅い吸い方をしている
赤ちゃんが、浅い吸い方をしているときにも、乳首に痛みを感じることが多いです。
授乳中に乳首が痛いのは「浅いサイン」なので、深く吸わせられるように意識していきたいですね。
乳首に白斑ができている
乳首に白斑ができているときにも、乳首に痛みを感じやすいです。
乳首の先端をチェックしてみてください。
白いニキビのような点はありませんか?
もし、あれば、それが白斑です。
白斑があるときは、授乳中の乳首が「チクチク」「じりじり」痛んだり、授乳後数分経ってから胸の奥が「じんじん」痛むことが多いです。
傷はない…でも乳首が痛い そんなときの対処方法


今まで原因をいろいろと解説してきましたが、全てに共通するのは「抱き方」と「吸わせ方」です。
体をしっかり密着させて、深くくわえられるように、赤ちゃんをサポートしてあげましょう。
深くくわえさせられると、乳輪に刺激がしっかり加わって、母乳量が増えたり、赤ちゃんが飲み取れる量が増えて、乳腺炎にかかりにくいなど、たくさんのメリットがあります。
授乳で大切なことは「抱き方」と「吸わせ方」
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さいごに
傷はないのに授乳中に乳首が痛む原因と対処方法について、解説しました。
痛みのある授乳は、授乳時間を億劫にさせてしまいます。
授乳中の痛みから解放されるためにも、ぜひ今回紹介した内容を参考に授乳してみてくださいね。
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