
このような疑問に答えますね。
この記事の内容
- 母乳の量の平均は?
- 母乳の量は、平均量しっかり出ていた方がいい?
- 産後日数別!母乳の見た目の変化
この記事を書いた人
出産してからは、母乳の見た目が量はどんどん変わっていきます。
そんな中、「自分はちゃんと母乳が出ているのか」「周りと比べてどうなのか」気になることもありますよね。
そこで、母乳量の平均と見た目の変化を、現役助産師が解説していきます。
ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
母乳の量の平均(目安)


産後日数 | 母乳の量 | 8回授乳 |
0〜1日 | 5〜20ml | 0〜2ml/回 |
1〜2日 | 50〜70ml | 6〜8ml/回 |
2〜3日 | 140〜250ml | 17〜30ml/回 |
3〜4日 | 230〜310ml | 28〜38ml/回 |
4〜5日 | 270〜400ml | 33〜50ml/回 |
5〜6日 | 290〜450ml | 36〜56ml/回 |
7〜8日 | 320ml〜 | 40ml〜/回 |
8〜14日 | 500ml〜 | 62ml〜/回 |
15〜28日 | 700ml〜 | 87.5ml〜/回 |
28日〜 | 800ml〜 | 100ml〜/回 |
母乳量のたしかめ方
- 母乳量測定:授乳前後の赤ちゃんの体重を差し引きして計算する
- 搾乳:哺乳瓶に母乳を搾って、目盛りを確認する(搾乳では、直接授乳の8〜9割ほどの母乳がとれます)

母乳の量は平均量しっかり出ていた方がいい?


上の表は、あくまでも目安として考えていただいて大丈夫です。
赤ちゃんの体格によって、必要な量は変わってきます。
また、足りない「量」は「回数」で補ってあげることもできます。
例:1回50mlくらいしか母乳が出ていないけど100ml必要な子 → 3時間のうちに2回授乳すれば平均量
その子に必要な量は、こちらの記事をチェックしてみてください。母乳もミルクもカロリーはほとんど同じなので、参考になると思います。
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助産師解説!新生児に適切なミルクの量は?足りない&あげすぎを防ぐ
続きを見る
母乳の量に平均はあるが、赤ちゃんの体格や授乳回数によって、必要量は変わることが多い
産後日数別!母乳の平均的な変化(量以外)

初乳(産後2〜3日)
産後2〜3日に出る特徴的な母乳を、初乳といいます。
免疫成分が凝縮し、濃い黄色でどろっとしています。
甘みはほとんどなく、母乳特有の香りがします。
脂肪が少なく、たんぱく質が多いのが特徴です。
移行乳( 産後3〜4日)
産後3〜4日に出てくる母乳を、移行乳といいます。
初乳から成乳に切り替わるときに出てきます。
クリーム色で、とろりとしています。
成乳(産後4日目〜)
産後4日目から出る母乳を、成乳といいます。
白色でさらさらしています。
少し甘い香り・味がします。
母乳は日毎に見た目や匂い、成分が変わっていく
母乳の平均量
母乳量の平均と見た目の変化について解説しました。
母乳の量は、毎回一定ではなく、タイミングや体のコンディションによって、大きく左右されます。
測ったタイミングで、たまたま母乳の量が少なくても落ち込まなくて大丈夫。
日を改めて、ぜひ再トライしてみましょう。
タイミングによって、母乳の量が変わってくることに気づいてもらえると思います。
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