トラブル 授乳

助産師解説!授乳中に胸の上側にできたしこりを撃退する5つの方法

ひぃママ
胸の上側にしこりができて痛い… しこりをなくすためにはどうしたらいい?

このような疑問に答えますね。

 

この記事の内容

  • 授乳中にしこりができる原因は?
  • 授乳中に胸の内側にしこりができたのはなぜ?
  • しこりが乳腺炎になっていないか見極めることはできる?
  • 授乳中、胸の上側にできたしこりを撃退する5つの方法
  • 授乳中のしこりを「乳がん」か見極める方法

 

 この記事を書いた人

 

授乳中に胸の上にできたしこり。

しこりを抱えながら過ごすのって、不安ですよね。

何をしていてもしこりのことが気になり、常に「このしこりはちゃんとなくなるのか」「乳腺炎になるのではないか」という恐怖がつきまといます。

そこで、しこりができる原因5つの撃退方法を解説していきます。

乳腺炎や乳がんとの見極め方についても解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

授乳中にしこりができる原因は?

ひぃママ
授乳中って、何でしこりができるの?

母乳の通り道(乳管)がつまることが原因で起こるよ!
ちこ

授乳中にしこりができる原因は「母乳の通り道(乳管)のつまり」です。

つまる原因

  • 授乳間隔があいた
  • いつもより授乳時間が短かった
  • 赤ちゃんが「遊び飲み」や「ひっぱり飲み」をしていた
  • 赤ちゃんが「浅い吸い方」をしていた
  • 疲れやストレスがたまっていた

ちこ
しこりができる理由は1つじゃなくて、いろんな要因が複雑に絡み合っていることが多いよ!

授乳中にしこりができる原因は「母乳の通り道(乳管)」のつまり

 

授乳中に胸の上側にしこりができたのはなぜ?

ひぃママ
なんで、胸の上側にしこりができたの?
授乳間隔や赤ちゃんの飲み方が関係していることが多いよ。

しこりができる原因

  • 夜の授乳間隔が空いた
  • 赤ちゃんの飲み方がいつもと違った

しこりは、胸の上側・下側・内側・外側、どこにでもできる可能性があります。

その中でもできやすいのは、胸の「外側」と「下側」です。

しこりができやすい場所

胸の外側:血液の流れが多いが近いから

胸の下側重力の影響を受けやすいから

そのような中で、頻度がそう高くない胸の「上側」にしこりができたという点から考えられるのが、

「夜の授乳間隔が空いた」「赤ちゃんの飲み方がいつもと違った」という2点です。

 

夜の授乳間隔が空いた

ひぃママ
なんで「」なの?
夜は、横になっている時間が長いからだよ。
ちこ

夜は、横になっている時間が長くなります。

母乳は、普段起き上がっているときには、重力の影響を受けて胸の「下側」にたまりやすいです。

ただ、横になっているときには、胸の「上側」にも母乳がたまりやすくなります。

その時間が比較的長い「」の時間帯に、胸の上側にしこりができることが多いです。

 

赤ちゃんの飲み方がいつもと違った

赤ちゃんの飲み方がいつもと違ったときにもしこりはできます。

浅飲み」「遊び飲み」「ひっぱり飲み」などが、これにあてはまります。

母乳をつくる袋(乳腺)は、乳頭を中心に放射状に広がっているので、赤ちゃんが飲み残したところにしこりができることは、よくあります。

 

授乳中のしこりが乳腺炎になっていないか見極めることはできる?

ひぃママ
このしこりって… もしかして乳腺炎?!
今できているしこりが乳腺炎か、見極める方法を伝えるね!
ちこ

乳腺炎の症状

  • 38℃以上の高熱
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • しこりが赤い
  • しこりを触らなくても痛い
  • 肩が上がりにくい

ちこ
しこりにプラスしてこんな症状が出ているときには、乳腺炎になっている可能性が高いから注意してね…!

 

授乳中、胸の上側にできたしこりを撃退する5つの方法

しこりを撃退する5つの方法

  1. 縦抱きで授乳してみよう
  2. 授乳回数を増やしてみよう
  3. 1回あたりの授乳時間を長くしてみよう
  4. しこりがある方の胸から吸わせてみよう
  5. 搾乳してみよう

1.縦抱きで授乳してみよう

しこりが胸の上側にできているときに、おすすめな抱き方は「縦抱き」です。

吸引圧が最も高くかかる、赤ちゃんの鼻と顎を結んだラインを、しこりがあるところに持っていくためです。

ちこ
赤ちゃんの強い吸引圧で、しこりを撃退してもらおう!

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2.授乳回数を増やしてみよう

しこりの撃退には、授乳回数を増やすのも効果的です。

それだけしこりにアプローチできるチャンスが増えるからです。

ちこ
1日10回以上を目指して、授乳回数を増やしてみよう!

 

3.1回あたりの授乳時間を長くしてみよう

1回あたりの授乳時間を長くしてみるのもおすすめ。

授乳回数を増やすのと同じように、しこりにアプローチできるチャンスが増えるからです。

ただ、やみくもに吸わせるのはもったいないので、赤ちゃんが深く吸えるように意識していきましょう。

ちこ
しこりのある方の胸から10分以上授乳するのがおすすめ!

 

4.しこりがある方の胸から吸わせてみよう

授乳するときは、しこりがある方の胸から吸わせるのもおすすめです。

赤ちゃんの吸引力は、お腹がすいているときが一番強いです。

その欲求の全てを、しこりのある方の胸に注ぎ込んでもらいましょう。

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5.搾乳してみよう

しこりの撃退には、搾乳も効果的です。

搾乳器は使わず、手で搾ってみましょう。

ちこ
搾乳器の刺激は、しこりには強すぎるよ…!

 

授乳中のしこりを「乳がん」か見極める方法

ひぃママ
なかなかしこりがとれないけど、私…乳がんじゃないよね?
乳がんのときにもしこりができるから、不安になるよね。
ちこ

授乳中にしこりができたときに「乳がん」が頭をよぎることもあると思います。

もちろん、正確に乳がんかどうかは、超音波・マンモグラフィ・細胞をとる検査をしなければ分かりません。

ただ、乳がんのしこりには特徴があるので、ちょっとした安心材料として、お伝えしておきますね。

 

乳がんのしこり3つの特徴

乳がんしこりのの特徴

  • 搾乳してもしこりの大きさが変わらない
  • しこりの動きが悪い
  • しこりの形がいびつ

搾乳してもしこりの大きさが変わらない

乳がんのしこりは、授乳しても大きさが変わりません。

母乳は、胸から母乳を出せば小さくなりますが、乳がんは「がん細胞の集まり」でできているので、授乳をしても小さくならないのが特徴です。

 

しこりの動きが悪い

乳がんのしこりは、動きが悪いです。

根をはっているようにへばりついていて、動かそうとしてもなかなか動きません。

一方母乳でできたしこりは、肋骨の上で滑るようによく動きます。

乳がんのしこりは、動き方に特徴があります。

 

しこりの形がいびつ

乳がんのしこりは形がいびつです。

母乳でできたしこりは、形がまるっとしていたり、ケーキのような形をしているので見分けやすいです。

形がいびつなしこりができているときには、ちょっと心配した方がいいかもしれません。

ちこ
不安に思ったときは自己判断せず、乳腺外科でみてもらってね。

 

胸にできたしこりは早めに撃退していこう!

胸の「上側」にできたしこりについて、原因5つの撃退法乳腺炎や乳がんとの見極め方について解説しました。

しこりを抱えての生活は、なんだか落ち着かないですよね。

「本当にこのしこりがとれるのか」と先の見えない不安に押しつぶされそうになっている人もいるかもしれません。

今回ご紹介した5つの撃退方法を、ぜひ参考に授乳してみてください。

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