
このような疑問に答えますね。
授乳の吸わせ始めに、激痛が走ることがあります。
この激痛に、授乳が億劫になってしまっている人も多いのではないのでしょうか。
そこで、授乳の吸わせ始めに痛い原因と、痛みのない授乳を実現する秘訣について、現役助産師が解説していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
この記事を書いた人
そもそも授乳で吸わせ始めが痛いのはなぜか


授乳の吸わせ始めの痛みは、「時期的な痛み(生理的なもの)」と「異常な痛み」の2つに分かれます。
この2つを見極める方法は、痛みを感じる時間を測る方法です。
痛みの種類の見極め方
痛みを感じる時間が3分以内:「時期的な痛み(生理的なもの)」
痛みを感じる時間が3分以上:「異常な痛み」
時期的な痛み(生理的なもの)
まずは、時期的なものです。
産後すぐの時期は、ママの乳輪に刺激が慣れていないこともあり、約9割ほどのママが吸わせ始めの痛みを感じます。
この痛みは、30秒〜3分程度で消えてなくなります。
異常な痛み
次に異常なものとは、赤ちゃんの吸い方に問題があって、感じる痛みです。
この異常な痛みを感じたまま、我慢して授乳していると、ママの乳頭に傷ができる原因になります。
この痛みは、授乳中ずっと感じます。
授乳の吸わせ始めの痛みは、「時期的な痛み(生理的なもの)」と「異常な痛み」に分けられる。
授乳の吸わせ始めに痛い!痛みのない授乳を実現する秘訣


授乳の吸わせ始めの痛みを和らげる方法として、大切なポイントは、大きな口で赤ちゃんにくわえてもらうことです。
見るべきポイント
- 赤ちゃんの口は大きく開いているか
- 上唇と下唇は外側にしっかりめくれているか
- 赤ちゃんの顎は二重顎になっているか
授乳中の痛みの9割は「浅い吸い方」によるものであることが分かっています。
深い吸わせ方ができていると、母乳を飲み取れる量も増えていきます。
母乳もたくさん作られるようになるので、ぜひ意識しながら授乳してみてくださいね。
さいごに
授乳の吸わせ始めに痛い原因と、痛みのない授乳を実現する秘訣について、解説しました。
痛みのある授乳は、授乳時間を憂鬱な時間にしてしまいますよね。
ママ自身とってもツラいと思います。
ぜひ、今回紹介した内容を参考にしながら授乳してみてくださいね。
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