
こんな疑問にお答えしますね。
この記事の内容
- 授乳中に喉が乾くのはなぜ?
- 飲む量が多ければ、母乳の量も増える?
- 1日に摂るべき水分量
- 水分の摂り方のポイント
この記事を書いた人
授乳中、「飲んでも飲んでも喉が乾く…」と悩んでいる人は、とても多いです。
授乳中は、水分を摂る量が少ないと、脱水になってしまったり、母乳量が減ってしまうことがあるので注意が必要です。
そこで、授乳中に喉が乾く理由と、具体的な対策について現役助産師が解説していきます。
1日に摂った方がいい水分量の目安についてもまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
目次
授乳中に喉が乾くのはなぜ?


授乳中に喉が渇くのは、母乳が血液からできていることが関係しています。
授乳で体から失われた水分を補おうとして、反射的に喉が渇きます。
授乳中に喉が乾くのは生理現象
喉が乾く!飲む量が多ければ、母乳量も増えるのか


水分を「摂れば摂るほど」で「母乳量が増える」ということはありません。
水分が足りていない人が、十分な量の水分をとると、母乳の量は増えてくれます。
ただ、体が「もういらない」と判断した水分は、尿として体の外に出ていきます。

水分補給は適度に行おう
授乳中に喉が乾く!ママが1日に摂るべき水分量


1日の水分量の目安は、2〜3Lです。
授乳中は、体の外へ出ていく水分量が多いので、意識的にに水分を摂るようにしましょう。
授乳中は、1日2〜3Lをめやすに水分を摂ろう
授乳中喉が乾くなら…水分を摂るポイント

水分量の目安
水分量は「2L以上」がめやすです。
水分の摂り方
水分の摂り方で意識してほしいのは、こまめに少量ずつ摂ること。
その方が、体への吸収がいいからです。
いつでも水分を摂れるように、手の届く範囲にタンブラーや水筒を置いておくといいですよ。
-
助産師厳選【子育てママ向け】赤ちゃんに最適なウォーターサーバー
続きを見る
温度
からだを冷やさないために、水分を摂るときは、常温か温かい飲み物をとるのがおすすめです。
体が温かい状態だと、血液の巡りもよくなって、母乳も出やすいです。
-
助産師厳選!母乳が出ない&増やすには?人気のお茶・ハーブティー
続きを見る
尿の確認
尿の色を確認することも、水分が足りているかを判断する材料になります。
水分量が足りないと、尿は濃くります。
(※ 赤ちゃんも同じで、母乳やミルク量が足りていないと、尿の色が濃くなります)
反対に、たくさん水分を摂っているママは透明に近い尿が出てきます。

まとめ:授乳中は、脱水予防と母乳量アップのために水分をしっかり摂ろう!
「授乳中に喉が渇く理由」と「水分の摂り方のポイント」について解説しました。
授乳中は喉の渇きを感じても、赤ちゃんお世話優先で自分のことは後回しになりがちですよね。
ただ、脱水や母乳量の減少を防ぐためにも、こまめに水分を摂ることは、とってもだいじです。
すぐ手の届くところにワンタッチで飲める水筒などを置いておくと、授乳中に飲めたりこぼれる心配がないので、おすすめです。
ぜひ今回紹介した方法を参考にしながら、水分を摂ってみてくださいね。
\ かんたん授乳ガイドをみてみる /