
このような疑問に答えますね。
この記事の内容
- 添い乳のやり方とコツ(イラストあり)
- 添い乳がおすすめな時期とポイント
- 添い乳って危険な授乳方法なの?
- 添い乳は癖になる?
- 虫歯の原因になるからやめた方がいい?
- 添い乳をやめるときはどうすればいい?
この記事を書いた人
赤ちゃんが泣いたときに「添い乳で寝かしつけられれば…」と考えている人は多いです。
添い乳は、夜も起き上がらずに授乳できるので、ラクでいいですよね。
そこで、赤ちゃんの寝かしつけに最適な添い乳のやり方とコツ・メリット&デメリットを、現役助産師が解説していきます。
安全に添い乳で授乳するポイントについても解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
添い乳のやり方とコツ(イラストあり)


添い乳のコツ
- 赤ちゃんの背中に、枕やクッション・バスタオルなどをはさみ込んで安定感を出す
- 赤ちゃんが触られるのを嫌がる「頭」は、できるだけ触らない
- ママと赤ちゃんの体をしっかり向き合わせる
添い乳がおすすめな時期は?


添い乳がおすすめな時期は、生後3.4ヶ月以降です。
生後3.4ヶ月は、体格がしっかりしてきて、首もすわってくる頃です。
ちょうど、添い乳がやりやすくなる時期です。
添い乳は、生後3.4ヶ月以降におすすめの授乳方法
添い乳のメリット・デメリット


添い乳のメリット
- 寝たまま授乳できるからラクチン
- 楽に授乳回数を増やすことができる
- (授乳回数が増えるから)母乳量も増えやすい
- 赤ちゃんの寝かしつけに最適
添い乳のデメリット
- 少しコツが必要
- クッションなどを使って、ママと赤ちゃんの体同士を密着するように授乳しないと、浅飲みになりやすい
- 浅野みが続くと、乳首が痛くなったり、傷や乳腺炎の原因になることがある
- 赤ちゃんが窒息しないように注意が必要
添い乳は、ママの体への負担を少なくするために最適な授乳方法。ただ、おっぱいトラブルや窒息に気を付ける必要がある。
添い乳は、危険な授乳方法?


添い乳のポイント
- 添い乳をするときは、枕元の小さな明かりをつけて、たまに赤ちゃんの様子をたしかめながら授乳する
- 添い乳で吸わせる胸は、ママが横を向いて寝たときに下になっている方の胸にする
添い乳中は、たまに赤ちゃんの様子をたしかめること、上から覆い被さらないように気を付けることが大切です。
※ ママが横向きに寝たたときに下になっている方の胸:ママが左向きに寝ているなら左胸、右向きに寝ているなら右胸のこと
添い乳は、ポイントを押さえておけば「安全」な授乳方法
添い乳は癖になる?


たしかに、添い乳は癖になることがあります。
でもそれは、全く悪いことではありません。
むしろ、添い乳という武器で、夜泣きや寝入りに気が立っている赤ちゃんをなだめられることにメリットを感じる人は、多いです。
添い乳は癖になることがあるが、メリットに感じている人は多い
添い乳は虫歯になるからやめた方がいい?


添い乳が、赤ちゃんの虫歯の原因になることはありません。
虫歯の原因は「ストレプトコッカスミュータンス菌」という「菌」です。
この菌は、赤ちゃんが、ママやパパから食べものを口移しされることで移ります。
母乳が原因で虫歯になることはありません。
添い乳が、虫歯の原因になることはない
添い乳をやめるときはどうすればいい?


おっぱいなしで寝かしつける
- おっぱい以外の方法でスキンシップをとる(ギュッと抱きしめる、頭や背中、お尻をさする)
- 抱っこやとんとんを繰り返す
- おっぱいの代わりに、お茶やお水、ミルクを飲ませる
- パパに寝かしつけを替わってもらう

添い乳で授乳してみよう!
添い乳のやり方とコツ・メリット&デメリット・安全に行うポイントについて、解説しました。
添い乳は、ママの体を休めるのに最適な授乳方法です。
赤ちゃんをなだめる武器として使えるのも、育児中の強みになると思います。
気になる方は、ぜひ試してみてくださいね。
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