
このような疑問に答えますね。
この記事の内容
- 授乳間隔があくと母乳が減る?
- 母乳の量にブレーキをかけないためにできること
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授乳間隔があくと、母乳量が減るという話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
母乳量を減らさないためには、どれくらいの頻度で授乳すればいいのか、気になりますよね。
そこで、授乳間隔と母乳量の関係・母乳量を減らさないためにできることを、現役助産師が解説していきます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
目次
授乳間隔があくと母乳は減る?


授乳間隔があくと、母乳量は減っていきます。
それは、母乳そのものに、母乳の出にブレーキをかけるたんぱく質が含まれているから。
そのたんぱく質を「乳汁産生抑制因子」といいます。
授乳間隔があいて、胸の中に母乳がたまっている時間が長くなると、そのたんぱく質の影響を受けて、母乳はみるみる減っていってしまいます。
母乳の中には、母乳の出にブレーキをかけるたんぱく質が含まれている
母乳の量にブレーキをかけないためにできること


こまめに授乳しよう
母乳量をキープしたり増やしていく上で大切なことは、胸の中にたまった母乳を「こまめに」体の外に出すことです。
母乳量を減らすたんぱく質から受ける影響を、極力少なくしていくためです。
できれば3時間おきに授乳していきましょう。
授乳間隔は、最大でも4時間以上空けないようにするのがベストです。
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授乳できないときは搾乳しよう
搾乳して、胸の中にたまった母乳をからだの外に出すのも効果ありです。
赤ちゃんが眠りがちだったり、空腹のピークを過ぎてかんしゃくを起こしていたり、乳頭が少し短めで飲んでくれなかったり、お出かけしていたり、職場に復帰していたり…
授乳が難しいときには、搾乳してみましょう。
授乳間隔があくと母乳量は減りやすい
授乳間隔と母乳量の関係・母乳量を減らさないためにできることについて、解説しました。
母乳量を増やすにあたっては、1日の授乳回数も大切ですが、その間隔をどれくらいするかも、大切なポイントです。
前回の授乳時間から、4時間以上経っても起きないときには、起こして授乳するなど、授乳間隔があかない工夫をしてみてくださいね。
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