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助産師解説!母乳が軌道に乗る時期はいつ?何をしたらいい?

ひぃママ
母乳が軌道に乗る」ってどういうこと?感覚として分かるもの?私はいつ頃、授乳が軌道に乗るのかも気になる。


こんな疑問にお答えしますね。

 

この記事の内容

  • 母乳で育てるメリット&デメリット
  • 「母乳が軌道に乗る」ってどういうこと?
  • 母乳育児が軌道に乗るのは「産後3ヶ月(産後100日)」
  • 授乳が軌道に乗るまでに大切な5つのこと

 

 この記事を書いた人

出産後、最初に立ちはだかる試練は、「おっぱいをあげること」ではないでしょうか。

母乳育児中は、「うまくできているか」「母乳は足りているか」「 赤ちゃんは満足してくれているか」等々… 悩みの種が尽きませんよね。

母乳育児が、これから先どのようになっていくのかも気になるところだと思います。

そこで、母乳育児の見通し軌道に乗せるポイントを、現役助産師が解説していきます。

ポイントを5つにまとめたので、ぜひチェックしてみてください。

 

母乳で育てるメリット

母乳で育てるメリットは、たくさんあります。

母乳で育てるママのメリット

ママのメリット

  • 産後の子宮の回復が早い
  • 悪露(おろ)が出る量や期間が短くて済む
  • 子宮体がん、卵巣がん、乳がん、骨粗鬆症を予防できる
  • ダイエットになる
  • 節約になる

母乳で育てると、産後の回復が早くなります。

また予防しようと思ってもなかなかできない「がん」のリスクを大幅に下げることができます。

産後の体型の戻りがよかったり、「タダ」というのも、これからお金がかかる時期に嬉しいポイントですよね。

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赤ちゃんのメリット

  • 免疫力がアップする
  • 将来の生活習慣病の予防
  • 乳幼児突然死症候群の予防

母乳は免疫成分がたっぷり含まれています。

母乳で育てている赤ちゃんが必ずしも「風邪をひかない」というわけではありませんが、そもそもの「かかる確率」を下げられたり、重症化を防げる点は、とても大きいです。

また、予防しようと思ってもなかなかできない「乳幼児突然死症候群」を含めた「病気」のリスクを大幅に下げられます。

 

母乳で育てるデメリット

母乳にはたくさんのメリットがある一方、デメリットもあります。

母乳で育てるママのデメリット

母乳育児は、頻繁な授乳体力を消耗してしまうことが多いです。

授乳が頻繁になるのは、母乳の消化時間が早いから。

がんばりすぎて、ママが「体も心も疲れ果ててしまう」ということが少なくありません。

ちこ
無理は禁物!周りの人の手も借りながら、適度に休んでね。

 

母乳で育つ赤ちゃんのデメリット

母乳で育つ赤ちゃんは、お腹が空きやすいです。

お腹が空くと不快で泣くことも増えます。

これに関しては、赤ちゃんの「お腹がすいたサイン」で授乳するようにすると、赤ちゃんが必要以上に泣かずに済むのでラクですよ。

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母乳が軌道に乗るってどういうこと?

ひぃママ
母乳育児が軌道に乗る」ってどういうこと?
ママの「母乳量」と赤ちゃんの「飲みたい量」のバランスがとれてくることをいうよ!
ちこ

母乳が軌道に乗るとは

  • 赤ちゃんを母乳メインで育てている
  • 授乳間隔が2〜3時間空く
  • 赤ちゃんの体重が増えている

「母乳育児が軌道に乗る」というのは、「ママの母乳量」と「赤ちゃんが飲みたい量」のバランスがとれてくることをいいます。

赤ちゃんは満足してまとまった時間寝てくれるようになるため、授乳間隔は空いてくることが多いです。

そして、赤ちゃんの体重も自然に増えていきます。

母乳が軌道に乗る:「ママの母乳量」と「赤ちゃんが飲みたい量」のバランスがとれていること

 

母乳育児が軌道に乗る時期は「産後3ヶ月(産後100日)」

ひぃママ
母乳育児はいつ軌道に乗ってくれるの?
目安は、だいたい産後3ヶ月産後100日)だよ!
ちこ

母乳育児が軌道に乗る時期の目安は、「産後3ヶ月(産後100日)」です。

「産後3ヶ月」の理由

  • 産後3ヶ月は、赤ちゃんが原始反射で母乳を飲める時期だから
  • ママの母乳をつくる袋乳腺)のはたらきが、産後3ヶ月は活発な期間だから

 

生後3ヶ月(生後100日)間、赤ちゃんは原始反射で母乳を飲むことができる

生後3ヶ月(生後100日)の間、赤ちゃんは原始反射で母乳を飲むことができます。

母乳を飲むための原始反射

  • 乳首を探す反射(探索反射)
  • 口の周りに触れたものを吸う反射(吸啜反射)

この原始反射が現れている間が、母乳育児を軌道に乗せるためのチャンス期間です。

 

産後3ヶ月(産後100日)間は、母乳の出がよくなりやすい

産後3ヶ月(産後100日)間は、母乳量が増えやすい時期です。

母乳をあげる「回数」や「時間」が多いほど、未来の母乳量はどんどん増えていきます。

 

母乳育児が軌道に乗るまでに大切な5つのこと

ちこ
ここからは、母乳育児が軌道に乗るまでに大切な、5つのポイントを紹介するね!

大切な5つのこと

  1. 赤ちゃんの「空腹のサイン」で授乳しよう
  2. 抱き方と吸わせ方を意識しよう
  3. ミルクをあげすぎないようにしよう
  4. 水分をしっかりとろう
  5. 意識的に体を休めよう

1.赤ちゃんの「空腹のサイン」で授乳しよう

母乳育児を軌道に乗せるためには、赤ちゃんの「空腹のサイン」で授乳するのがおすすめ。

ちこ
授乳回数を自然に増やしていくことができるから、授乳が軌道に乗りやすくなるよ!

 

2.抱き方と吸わせ方を意識しよう

授乳を軌道に乗せるためには、「抱き方」と「吸わせ方」がめちゃくちゃ大事。

同じ筋肉ばかり使っていると、首や肩、腕などへの負担が大きくなります。

ぜひ、いろいろな抱き方を組み合わせながら授乳してみてくださいね。

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深く吸わせる」ことも、乳腺炎やしこりなどおっぱいトラブルを予防する上で、とても大切です。

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3.ミルクをあげすぎないようにしよう

ミルクをあげすぎないことも大切です。

腹持ちがいいミルクで、おっぱいを吸う頻度が減ってしまうからです。

体重ごとに必要なミルクの量は、この記事で早見表にしてまとめているので参考にしてみてください。

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4.水分をしっかりとろう

母乳育児中は水分をしっかり摂ることも大切。

母乳は血液でできているからです。

水分は、1日2Lをめやすに飲んでみてね!
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5.意識的に体を休めよう

産後数ヶ月の間は、とくに意識的に体を休めるようにしてくださいね。

疲れがたまると、母乳の出も悪くなってしまいます。

ちこ
日中に、赤ちゃんと一緒にお昼寝タイムをとるといいかも!
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まとめ:授乳が軌道に乗りやすい時期と方法がある

母乳育児が軌道に乗る時期と、時期を早める5つのポイントについて解説しました。

授乳が軌道に乗るまでの間は、心配に思うことや大変に思うことが、たくさんありますよね。

ただ、授乳が軌道に乗ることの多い生後3ヶ月の間は、授乳だけでなく、赤ちゃんの生活リズムもとれてくる時期なので、育てやすさをより感じてくる時期だと思います。

生後3ヶ月を1つの目標に、周りの人の力も借りながら乗り切ってみてくださいね。

無理はしないようにしてください。

あなたは今のままで十分がんばってますから。

だから、ベースは今のままで大丈夫。

自分のペースで、今回紹介した方法の中で「私にもできそう!」と思うことから、少しずつはじめてみてくださいね。

 

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